相模原市議会議員 今宮祐貴   続、~活動日記Passion~

議会活動やその他の活動、日々のことを書いていきます。会派は日本共産党。

一般質問の振り返り③「奨学金の返還支援」について

 みなさん、こんばんは。相模原市議会議員の今宮祐貴です。

 

 今日も一般質問の振り返りをしていきたいと思います。

 

 

       若者支援   「奨学金の返還支援」について

 

 

 日本の学費は今、世界で最も高い水準にあります。1970年に1万2000円だった国立大学の授業料は、今では53万5800円(標準額)。その間、食料品物価の上昇率は3倍程度ですが、授業料はなんと45倍になっています。大学の学費の上昇率は、物価上昇率を遥かに上回っています。高すぎる学費が、大学で学ぶことに大きなハードルになっています。

 

 そのような状況の中、アルバイトなしでは大学に通えない学生は、日本学生支援機構の調査によると、2割に達し、学生の2人に1人が、平均300万円の奨学金を借りています。奨学金の返済期間の平均は14.7年となっており、大学をストレートで卒業しても、40歳くらいまでは奨学金を返済しなくてはなりません。

 

  そして、社会に出てからの若者を取り巻く環境は厳しさを増しています。非正規雇用の増大などで卒業後の雇用・収入は不安定になっており、大学・短大などを卒業した30~50代の3分の1以上が年収300万円以下の賃金で働いています。また、先月7日に内閣府は最近の経済動向を分析した「日本経済2021―2022」を公表しましたが、それによれば、25歳~34歳の若年層の間で所得格差が拡大しており、所得500万円未満では子どもを持つ比率も大きく低下していると分析しています。今まさに、若者に対する経済的な支援が必要ですし、今後、益々、支援が必要な若者が増えていくであろうことが懸念されます。

 

 一方で、近年、奨学金返還支援の取り組みが各自治体で広がっています。平成27年には5県97市町村だったのが、令和3年度は33府県487市町村と、7年間で実施市町村は5倍近くになっています。その多くは、若者の定住促進を図るための国の特別交付税措置による財政支援を受けてのものですが、独自に実施している自治体もあります。近隣の海老名市の平成29年度~令和2年度の実績では、17名の卒業生のうち15名が海老名市に残っているとのことです。

 

本市においても、このコロナ禍で苦しい今こそ、国の制度を活用するなど、奨学金の返還支援に取り組んでいく必要があると考え、奨学金の返還支援をしていく必要があるのではないかと伺いました。市の答弁は必要性について判断していくというものでしたが、引き続き早期の実現に向けて議会やその他の場で取り組んで参ります。

 

  【雑談】

 

 フィリップ・ドレルムの「ビールの最初の一口」~とその他のささやかな楽しみ~(高橋啓訳 早川書房)が傑作で、ぶったまげました。2~3頁の小品34篇からなっています。一篇数分で読めます。数分で人生が少しだけマシに思えました。

 

 ※写真は家にあったチロルチョコスマホで撮ってみました。