みなさん、こんばんは。相模原市議会議員の今宮祐貴です。
先日行われた臨時議会、民生委員会の報告を数回にわけて致します。委員会の映像はこちらからどうぞ→発言内容
今回は、「子育て世帯への臨時特別給付金事業」(子育て給付課)について。
今回、本事業には約4億1千万円が計上されました。その内容は、前回の事業の継続的なもので、一人親世帯(所得制限あり)に対して、子ども一人あたり5万円を給付するものです。前回は二子以降は3万円でしたが、今回は5万円となり強化されています。その点は評価できるのではないでしょうか。
気になる今後の入金等のスケジュールですが、申請の必要がない4月の児童扶養手当を受給されている方は、5月中頃になる見込みです。
申請が必要な、年金受給者で児童扶養手当の受給資格を満たしている方や、コロナの影響で家計急変された方は、6月以降になる見込みです。詳しくは市のHP→
www.city.sagamihara.kanagawa.jp
をご覧ください。そして、わからないことがあれば担当課に問い合わせてください。
さて、委員会では前回の実績について課題があることを指摘しました。申請が必要な方々への支給率は約48%~61%に留まっているからです。執行残が4000万円以上ありました。受給資格があるのに行き渡らなかった方々がいらっしゃる可能性が高いです。
これについては、周知等の更なる徹底等が必要ですから、注文をつけておきました。
ひとり親家庭の方々の生活はこのコロナ禍において更に逼迫しています。昨年本市が行ったアンケートでもそれは明らかになっております。私のもとにも、ひとり親家庭の方々から生活相談が多数寄せられております。生活が苦しい、子育てが大変だ、様々な苦悩を抱えられております。市としてできることは限られていますが、せめて、このような給付金が必要な方々すべてに行き渡るよう全力で取り組み必要があります。そのためには、受給資格のある市民の方々が権利行使をしやすい環境を作っていく(周知等で)必要があります。欲を言えば、本市独自の給付金も出すべきだと思いますが、とにかくまずはこの給付金がしっかりと行き渡るよう、私も最善を尽くします。そして、更なる支援について、皆さんの声を聞いて参りたいと思います。
ひとり親家庭の方で、この給付金について分からないこと等がある方は、市の子育て給付課(電話:042-769-8232)、あるいは私でも構いません、是非ご連絡ください。